201602Feb.

バレンタインデーだけでなく、いつもチョコレート

ブルガリアではバレンタインデーに女性が男性にチョコレートを贈る習慣はないようで、男女を問わずお花や赤いハート型のクッションなどをプレゼントしている人を見ます。ですが、ブルガリア人、特に女性たちはチョコレートが本当に大好きで、バス停のそばの売店で女の人が板チョコを1枚買い、ベンチでバスを待つ5分ほどの間にバリバリと音を立てて食べ尽すのを何度も目にしました。私も彼女たちほどではありませんがチョコレートは大好きで、ブルガリア語を話すのに、頭をフル回転させなければならないときの糖分補給になくてはならない必需品です。

ブルガリアのスーパーに入ると圧巻なのが、一つのコーナーが全部チョコレート!ということでしょう。日本のようにチョコレート商品が集まっている、と言う程度ではありません。まず一列全部板チョコ、次の列は中にウエハースやナッツキャラメルの入ったチョコバー、その次の列はお客様に出したりプレゼントしたりするための高級チョコボンボン・・・といった具合なのです。それにビスケットやクッキーのコーナーが別にあってそこにもチョコレートが使われている商品があるのです。

お手頃な駄菓子感覚のものから、ベルギーやスイスの高級品、また日本でも見るメーカーのものまで、種類が実に豊富です。最近はクラッカーの会社とチョコレートの会社がコラボレーションして、しょっぱいクラッカーを入れた「甘辛味」の板チョコなど、今までなかった味のものも出てきています。

冒頭でも説明した通り、バレンタインに女性が男性にチョコレートを贈る習慣はないようですが、きれいな箱に入っているチョコレートボンボンには、ブルガリア特有の用い方があります。こちらでは、自分の誕生日や「イメン・デン」(命名日:誕生日以外に、名前の由来となった聖人の日をお祝いする習慣があります。)に「おめでとう!」と言ってもらうためにこのボンボンの箱を開けて客人に勧めるのです。もちろん普通の時でも来客にお茶菓子として出すのですが、この箱が出てくると、「えっ?今日は何の日なの?」とつい尋ねてしまいます。

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