201610October.

おいしいキノコが採れるといいネ!

秋に入るとブルガリアではいろいろな作物の収穫、そしてそれを保存する作業に入ります。気候はというと、日本でいう三寒四温で、数日雨が降って冷える日が続いた後、小春日和というには暑すぎるくらいの日(こちらでは「ツィガンスコ・リャト」という)が訪れます。

こうなって雨が降った後にはまさに「雨後のキノコ」!ブルガリアには日本の「雨後のタケノコ」と同じ意味で急にいっぱい生えてくるものを例えた表現があるくらいですから、山好きな人々が「さァ!! キノコを採りに行こう!!」とそわそわしはじめます。ソフィア市内では、だいたいヴィトシャ山の麓に出かけるのですが、その辺のちょっとした牧草地や空き地にも「チェルディンキ」というキノコが生えていて、一般の人でも良く知っています。ただ「トマトと一緒に料理すると毒が出るから気を付けるように」と言われます。なんだかそう言われると怖いのですが、バター炒めにしたら、あら、おいしい! その他にも日本で見たことがあるようなないような、いろいろな種類のキノコが販売されています。そのほとんどは栽培ではなく「名人」と呼ばれる人が採ってきたものです。

もちろんブルガリア人はキノコを食べるのも大好き! マッシュルームはもちろんですが、最近ではスーパーで日本のシイタケが販売されているお店もあります。イタリア料理の食材として日本でも有名なポルチーニ茸は、ブルガリアでは「マナタルカ」と言いますがこれもポピュラーで、ブルガリアの山々に野生のものが出てくるので、これからの季節きのこ名人たちが雨降りの後に採りに出かけます。大きいものは子供の頭の大きさくらい!味わい豊かで香りも特徴的なので、クリームソースが合いそうです。フレッシュなものが本場イタリアに比べて何分の一もの安い値段で手に入りますし、この季節でなくても年中、ソフィア市内の市場「ジェンスキー・パザール」には乾燥したものが販売されています。おみやげにいかがでしょう?

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