2016 7Jul.

冷たいビールをもう一杯!

夏が始まる7月。日本のような梅雨のないブルガリアはいきなりカラッとした暑い季節になります。日中にはペットボトルの水を持ち歩かないと熱中症になってしまいそう。こんな時期のお楽しみの一つはビールでしょう。

ブルガリアではスーパーや食料品店はもちろん、カフェや甘味処、果てはたばこ屋でもビールが売られています。レストランや居酒屋では「ナリヴナ」(サーバーから注ぐ方式の日本でいう生ビール)や、瓶ビールが用意されています。国によってはビールを冷やさないところもありますがブルガリアでは基本的に日本のように冷え冷えで供されるので、暑い日には好んで飲まれているんですよ。

外で飲むビールは一時の涼しさをもたらしてくれます。カラッとした夏のパラソルの下や木陰は本当に心地よく、ちょっと疲れた時などはすぐにオープンテラスのカフェやレストランに吸い込まれてしまいます。休日にはゆったりとしたブランチといった感じで、お昼前から訪れてしまうことも。瓶ビール1本または生ビール1杯500mlで、平均価格は日本円にすると約140円。日本人からするととんでもなく安く感じますね。

スーパーでビールを買って「家呑み」もポピュラーです。もちろん缶ビールも売られていますが、ブルガリアでは1リットルから2.5リットルまでペットボトルに入ったビールが売られていて、外で飲むよりもずいぶん安く上がります。財布の中身がキビシイお父さんたちは夕方仕事終わりに近所のスーパーへ。家に帰るまで待ち切れずすぐさまペットボトルのキャップを開けて大きなボトルからラッパ飲みを始める人たちを本当によく見かけます。

夏の時期のビールのおつまみは「ツァツァ」です。小魚のから揚げなのですが、これがまたビールにぴったり!! 魚を家で揚げると家に臭いがこもるので、これは外で食べるのが定番です。
レモン汁をかけてクリスピーなツァツァをパクッ!
そして冷たいビールをグビッ!
「くぅ~!」、思わず声が出ちゃいます。


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