201104Apr.

チェスティタ・ババ・マルタ!

長い冬がいよいよ終わりを告げ始める3月。「チェスティタ・ババ・マルタ!」こう声を掛け合い、赤と白の糸で作られた「マルテニッツァ」を交換し合う季節が今年もやって来ました。「チェスティタ」とは「おめでとう」、「ババ」とは「おばあちゃん」、「マルタ」は「3月」の意。春の始めと言えどまだまだ気候が変化しやすい3月は、ころころと気分の変わる女性の気性を喩えているのだそうです。

健康を願う象徴とされる赤と白の糸を織り交ぜて作られる「マルテニッツァ」も、色んな種類があります。伝統的な赤と白の房型のものから、ピジョとペンタと呼ばれる女の子と男の子の形をしたもの。腕に結ぶタイプのものや人気キャラクターの形のものなど様々です。家族や友達同士で交換し合い、服に付けたり腕に結び、コウノトリ(もしくは開花した木)を見たら外して木に結びつけます。長く寒い冬からようやく春へと向かうこの季節。人々は心の底から待ちわびた春を祝います。

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