2018 11 November.

芸術の秋に博物館巡り

すっかり秋めいた首都ソフィア。夜の気温はマイナスまで下がり、木の葉は色づいて美しく街を彩ります。まさに秋!秋といえばスポーツ、食欲、旅行などいろいろな楽しみがありますが、博物館巡りで「芸術・文化の秋」を堪能するのはいかがでしょうか?

市中心部、セントラル・ハリ(中央市場)の向かい、モスクのすぐ後ろにあるソフィア市博物館は、1980年代半ばまで公共浴場として使われていて、最近改装しました。以前浴槽として使われていた段差を上手に利用して、昔のソフィアの様子や王様の生活を垣間見ることができる展示は、どれも実際に使用されていたものです。

国会や大統領府のある「ツァル・オスヴォボディーテル」大通りにも、いくつかの博物館があります。大統領府の向かいにある考古学博物館では、トラキア人(東ヨーロッパ周辺に住んでいた民族)の黄金の財宝や、キリル文字(ギリシャ文字をもとにした字)の発展の様子などを見ることができます。この通りを進むとある、旧王宮に入っている「民俗博物館」もお勧めです。工業製品がそうたやすく手に入らなかった時代、ブルガリアの人たちがどのように生活していたのかを知ることができます。さらに「自然科学博物館」ではブルガリアに住む動物たちの標本がそろっています。この通りはまさに「博物館通り」で、たくさんの博物館を一度に見てまわれます。また、ソフィアには共産主義時代に作られたアートを集めた「社会主義芸術美術館」や、この地で採取された鉱石を集めた「人地博物館」などもあります。ブルガリアの博物館では、展示品が素朴に飾ってあるのが特徴です。

そして、ソフィアを出てトラン郡のストゥデン・イズヴォル村には「ヨーグルト博物館」があります。この博物館は、とても小さく、ヨーグルトの歴史や、この村出身で3種類の乳酸菌(3種類のうちの1つがブルガリア菌)を発見したスタメン・グリゴロフ博士のことを知ることが出来ます。また、牧場の牛・羊・ヤギたちの乳が、ヨーグルトになりスーパーマーケットの店頭に並ぶ過程が、パネルや模型で展示されています。

SNAP SHOT


ソフィア市歴史博物館


ヨーグルト博物館内 展示


国立考古学博物館内 展示


旧王宮(この建物の中に民俗博物館が入っています。)


民俗博物館内 展示