2011 11Nov.

職人の町エタラ

ソフィアから東へ車で約3時間、ガブロヴォ市へ向かいました。ここにあるエタラと呼ばれる屋外博物館で毎年行われる職人さんによるバザーを見学する為です。

ここには18・19世紀の民族復興期の村が再現されており、当時の職人町の模様を垣間見る事が出来ます。緑に囲まれた村の中心には綺麗な小川が流れており、今でもこの小川で織物の洗濯をする姿が見られます。

エタラでは毎年9月6日の統一記念日を中心にブルガリアの職人さんによる大きな催し物が開かれており、今年は3日から6日に行われ、多くの観光客で賑わいました。伝統的な陶器や織物、革製品や昔ながらのお菓子など沢山のブースが並べられ、中には実演体験が出来るコーナーもあり子供達も大喜びです。

ブルガリア以外にもスコットランドやモロッコ、ルーマニア、何と日本のブースもあり、草の根的な文化交流を身近で感じる事が出来ました。お腹が空いたらケバブチェです。美味しい匂いが漂ってきました。大自然の中で食べるのは格別ですね!


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