「腸活」はもちろんのこと、「手軽さ」と「おいしさ」までも兼ね備えたのがプレーンヨーグルトとドライフルーツの組み合わせです。理想のペアリングと言える理由や、おすすめレシピをご紹介します。
乳酸菌と食物繊維は、
三拍子そろった理想の組み合わせ
私たちの腸内には、体に良い働きをする「善玉菌」と良くない働きをする「悪玉菌」、そして特に良い働きも悪い働きもしない「日和見(ひよりみ)菌」がすんでいます。それらの細菌は、叢(くさむら)のように集まっているため、「腸内菌叢(きんそう)」、通称「腸内フローラ」と呼ばれています。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は「善玉菌」を増やし、腸内フローラのバランスを整える働きがあります。
食物繊維には、「水溶性」と「不溶性」の2種類があります。水溶性食物繊維は善玉菌のエサになりやすく、水を含むとゲル状になって便の水分を増やして排出を促します。不溶性食物繊維は水分を吸って膨らみ、便のかさを増やして腸のぜんどう運動を促進します。
「水溶性」と「不溶性」どちらの食物繊維も含んでいるのが、ドライフルーツです。ドライフルーツはご存知の通り、果物を乾燥させた干し果物。ドライフルーツ全般に食物繊維が豊富に含まれています。乾燥させている分、かさが減り、生の果物よりも一度に多く食べることができます。
乳酸菌と食物繊維は、一緒に摂取することで相乗効果が期待できます。乳酸菌が働きやすい環境を、食物繊維が整えてくれるのです。
特にドライフルーツと合わせるヨーグルトは、プレーンタイプがおススメ。低脂肪や栄養が強化されているタイプもあり、甘さが付いていないので、ヘルシー。しかも、ドライフルーツはプレーンヨーグルトにそのまま加えるだけでとっても手軽。プレーンヨーグルトのさわやかな酸味とコクを引き立ててくれます。
プレーンヨーグルトとドライフルーツは、腸活・手軽さ・おいしさと、三拍子そろったベストな組み合わせと言えるでしょう。
乳酸菌と食物繊維は、
三拍子そろった理想の組み合わせ

ヨーグルトでドライフルーツを
戻し、
しっとりふっくらジューシー
レーズンをはじめ、ドライマンゴーやドライプルーンなど、ドライフルーツは種類も豊富。そのままつまんで食べたり、シリアルに混ぜて食べたりと、その手軽さも人気の秘密です。また、保存もきくため、家に常備しているという人も多いのではないでしょうか。
そんなドライフルーツですが、ドライフルーツをプレーンヨーグルトに漬けこむと、また違った味わいを楽しむことができます。ドライフルーツがプレーンヨーグルトの水分を吸収し、しっとりふっくら、ジューシーな食感に変身。プレーンヨーグルトのほどよい酸味と合わさって、いつもの朝食やデザートの満足度がワンランクアップするでしょう。
プレーンヨーグルトでドライフルーツを戻す際、ドライフルーツが吸収するプレーンヨーグルトの水分には多くの栄養が含まれています。
プレーンヨーグルトは、牛乳のたんぱく質「カゼイン」が乳酸菌の作り出した乳酸により固まってできたもの。このかたまりには、原料乳の中の水分や水溶性たんぱく質が含まれています。それらの発酵が進むとかたまりが収縮し、水分が外に押し出されて分離。この分離した液体がホエーというわけです。
ホエーには、たんぱく質のほか、ビタミンやミネラルなどの栄養分が含まれています。プレーンヨーグルトにドライフルーツを漬ければ、その栄養を無駄なく、そしておいしく摂ることができるのです。
ヨーグルトで
ドライフルーツを戻す方法
手軽でおいしいから続けやすい!
ヨーグルト&ドライフルーツ
レシピ3選
寝る前に仕込んでおけば、翌朝が楽しみになる、
「ヨーグルト×ドライフルーツ」のレシピをご紹介します。
手軽でおいしいから続けやすい!
乾物総菜レシピ3選
ドライフルーツのほか、野菜や根菜類などの乾物もプレーンヨーグルトで戻してみましょう。プレーンヨーグルトで戻せば水で戻したときと比べて多くの栄養素がとれ、風味も増します。ぜひお試しください。
ヨーグルトレシピをもっと知りたい方はこちら!
4種の選べるプレーンヨーグルト
明治ブルガリアヨーグルトは、定番、脂肪0、カルシウムと鉄分、乳脂肪分5.0%の4種類のプレーンヨーグルトをラインナップ。ドライフルーツやその他の乾物を戻すとき、明治ブルガリアヨーグルトなら、目的や気分に合わせてお好みで選ぶことができます。