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no.15 from the Yogurt kitchen 野菜摂取はスイーツで!?ベジスイーツwithヨーグルト!

おいしくて体にやさしいスイーツとして注目されている「ベジスイーツ」。野菜の甘みや風味を活かしたスイーツは、野菜が苦手な人にもおすすめです。

カフェで人気急上昇中のキャロットケーキなど、ヨーグルトを使った絶品ベジスイーツをたっぷりご紹介します!

日本人の全年代で野菜の摂取量が不足

普段の食生活で野菜を十分に摂っていますか?忙しくて調理が面倒、そもそも野菜があまり好きではないといった理由から、十分な量を摂れていないと感じている人も多いのではないでしょうか。

厚生労働省が定める「健康日本21」では、成人が1日あたりに摂取したい野菜の目標量を350gと定めていますが、国民健康・栄養調査(令和元年)によると、どの年代も目標の350gには足りていないことがわかっています。特に若年層の不足傾向が顕著で、最も摂取が少なかったのは20代女性で、平均212.1gと目標を大きく下回っていました。

野菜には、健康のために必要なビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれていて、十分に摂ることで生活習慣病の予防にもつながると言われています。野菜の摂取量を増やすには、普段の食事にサラダや野菜のおかずを1品追加できると理想的ですが、難しい場合は野菜を使った「ベジスイーツ」もおすすめです。ストレスや無理のない範囲で、おいしく楽しく野菜の摂取量を増やしていけるといいですね。

日本人の野菜摂取状況

日本人の野菜摂取状況
  • 出所:厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査(n=5,865人)

間食からも栄養補給!ベジスイーツとは

ベジスイーツとはベジタブルスイーツ、つまり野菜を使ったスイーツのことです。スイーツなのに野菜に含まれる栄養も手軽に摂取できるため、健康志向の人や女性を中心に人気が高まっています。

ベジスイーツは、野菜の甘みや風味、色味などを活かして作ります。使われる野菜はトウモロコシやニンジン、カボチャ、サツマイモなどさまざま。野菜本来の甘さを味わえて、ヘルシーでおいしく食べられる点が魅力です。また、「甘い物は好きだけれどついつい食べすぎてしまう」「野菜嫌いの子供に野菜を食べさせる方法があるといいけど…」といった悩みを抱える人にとっても、野菜の新たな活用方法として注目を集めています。

ベジスイーツは、生地やクリームに野菜を練り込んだり、フルーツの代わりに野菜でデコレーションをしたりと、さまざまな作り方があります。種類も幅広く、ショートケーキやロールケーキをはじめ、タルト、ムース、クッキー、ゼリーなどのベジスイーツが作られています。また、洋菓子だけでなく、野菜を使ったどら焼きや最中、ようかんといった和菓子も市販されており、素材となる野菜の風味や味の特徴、アイディアによって、ベジスイーツの可能性はどんどん広がっています。

ベジスイーツ01 ベジスイーツ02

カフェでキャロットケーキの人気が上昇中!?

キャロットケーキはイギリス生まれで、北米ではカフェやレストランで食後のデザートとして食べられるスイーツ。生地にすりおろした人参、ナッツ、レーズン、そしてシナモンなどのスパイスを入れて焼きます。また多くの場合、上にクリームチーズと砂糖で作ったフロスティングがのっています。

最近では日本でも20代を中心に、主にカフェでコーヒーと一緒に食べるスイーツとして人気が上昇中。スパイスの効いた味わいや、しっとりと重めな生地の食感が特徴で、スイーツと食事の間の様な小腹を満たすメニューとして楽しむ人が増えています。

お店によってキャロットケーキに入っているスパイスの種類や強さが違うので、様々な味や食感のキャロットケーキと出会うことができます。シナモンは、基本的にどのお店のキャロットケーキにも入っていますが、ちょっとスパイスが強めなキャロットケーキには、ナツメグやカルダモンが使われていることが多いようです。

キャロットケーキ

数年前から注目され始めており、コロナ禍以降における中間食ニーズの高まりを受けて、食べ応えのあるキャロットケーキの人気度が高まっているのかもしれません。

ヨーグルトでベジスイーツがおいしくヘルシーに

「スイーツ」と聞いて、「美味しい」「ご褒美」などポジティブがイメージが思い浮かぶ一方で、「カロリーが高い」「罪悪感」といったネガティブなイメージを思い浮かべる人も多いかもしれません。

ベジスイーツは罪悪感の少ないスイーツとして知られていますが、もっとギルトフリーに楽しみたいときは、ヨーグルトを使った手作りベジスイーツがおすすめです。ヨーグルトはスイーツによく使われる生クリームやクリームチーズに比べて、カロリーや脂質が少ないため、半量~全量を置きかえることで、スイーツをヘルシーに楽しむことができます。またヨーグルトを使ったスイーツは、軽くてさっぱりとした味わいに仕上がります。コクがあるのに後味がスッキリとするので、甘い物が苦手な人にもぴったり。

ヨーグルト・ベジスイーツでおいしくヘルシーに、スイーツタイムを楽しんでくださいね。

栄養成分比較(100gあたり)

  明治ブルガリア
ヨーグルト
LB81プレーン
生クリーム クリームチーズ
エネルギー
(kcal)
62 404 313
脂質
(g)
3.0 43.0 33.0
  • クリームチーズ、生クリームは、日本食品標準成分表2020年版(八訂)の値を使用

おすすめベジスイーツレシピ5選

  • キャロットケーキ

    カフェで人気のキャロットケーキをヨーグルトを使ってアレンジ。にんじんは、シュレッドとすりおろしの2種類を使うのがポイントです。

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  • にんじんとヨーグルトの
    クランブル

    持ち運びやすく、見た目もきれいなボトルスイーツ。にんじんを使ったなめらかなヨーグルトムースが、サクサクのクランブルとよく合います。

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  • ほうれん草のマフィン

    ほうれん草特有の青臭さはなく、野菜が苦手なお子さまも食べやすいマフィン。ヨーグルトを入れることでふっくら、ふんわり仕上がります。

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  • 丸ごとトマト

    フルーツトマトを丸ごと器にのせて、カフェ風に仕上げました。爽やかな甘さのデザートです。

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  • かぼちゃクッキー

    かぼちゃフレーク、紫芋パウダーで作るクッキーです。見た目も可愛く、子どもと一緒に楽しく作れるレシピです。

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