ヨーグルトでめぐる世界の食卓

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多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理とヨーグルトにまつわるお話を紹介していただきます!

第26回目はベネズエラ・ボリバル共和国。南大陸の北端、カリブ海に面した国です。今回は首都カラカス出身のクララさんに、ヨーグルトを使った料理を教わりました。

今回の案内人

ベネズエラ
中里クララさん[Ms.Kulara Nakazato]
Niki’s Kitchen英語料理教室のベネズエラ料理講師

ネックレスなどのアクセサリーデザインのほか、美術鑑賞や音楽鑑賞、読書、ダンス、旅行など多くの趣味があります。

来日したきっかけを教えてください。

NYで日本人の男性と知り合い結婚。その後、夫が日本に転勤になったため、1995年に来日しました。

ベネズエラ(カラカス)の気候や食文化を教えてください。

私の出身地であるカラカスは標高約1000mの盆地で、一年中、日本の軽井沢のような気候で、とても過ごしやすいところです。気候が良いため、様々な国や地域から人が集まる場所でもあり、国民はヨーロッパ諸国や中近東諸国からの移民で構成されています。陽気な人が多く、食文化は多彩なのも特徴です。元々スペインの植民地だったことから、スペインの食文化がベースで、そこにフレンチ、イタリアン、アラビアンなどの食が影響を与えています。

ベネズエラの主要な乳製品について教えてください。

国民はチーズが大好きです。特に牛乳や山羊ミルクがベースの白チーズが豊富で、朝・昼・晩と、時間を問わずいつでも食べています。ベネズエラは酪農が盛んで様々な種類のチーズを作っており、輸入量も豊富です。最近は健康と美容に敏感な人が増えていることもあり、ヨーグルトもよく食べます。

ベネズエラのヨーグルトについて教えてください。

基本的には日本と一緒で、ヨーグルトは家庭で作るのではなく、お店で購入します。ベネズエラはトロピカルフルーツが豊富で安く手に入るため、プレーンヨーグルトに贅沢にフルーツをトッピングします。朝食に食べることが多いですね。ドリンクタイプも飲みますよ。また、料理にヨーグルトを使う場合もあります。例えば冷製スープ「ガスパチョ」に、ヨーグルトを入れて調理したり、マヨネーズの代わりにヨーグルトを使う人もいます。

今回ご紹介していただく「レイナ・ペピアーダ」について教えてください。

レイナ・ペピアーダは、レイナ=女王、ぺピアーダ=かっこいいという意味です。1955年に開催されたミス・ワールドでベネズエラの女性がグランプリを受賞したときに記念して作られた料理で、ベネズエラではポピュラーな食べ物です。すり潰したトウモロコシの粉から作る薄焼きパン「アレパ」と一緒に食べることが多いです。

「レイナ・ペピアーダ(チキンとアボカドのサラダ)」の作り方

【材料】

鶏むね肉

2枚

鶏もも肉

1枚

玉ねぎ

1個

赤パプリカ

1/4個

長ねぎ

1/4本

にんにく

2片

明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
(水切りしたもの)

1カップ

コリアンダー(パクチー)

大さじ4

アボカド

2個

適量

こしょう

適量

step.1

鍋に4カップの水と鶏肉、玉ねぎ半分、にんにく1片、長ねぎ、赤パプリカを入れて火にかけて、沸騰したら10分ほど煮る。

step.2

火を切って、そのまま10分ほど放置する。

step.3

鶏肉が冷めたら、身をほぐす。

step.4

玉ねぎ(半分)とにんにく(1片)をみじん切り、アボカドは小さく切っておく。

step.5

ボールに、4とほぐした鶏肉、ヨーグルト、コリアンダー、塩、こしょうを入れて混ぜる。

step.6

冷蔵庫で数時間冷やしてサーブする。

レイナ・ペピアーダ(チキンとアボカドのサラダ)の感想

レイナ・ペピアーダ(チキンとアボカドのサラダ)

一見、アボカドディップのようですが、鶏むね肉と鶏もも肉がミックスされているので、食べ応えがあります。しかも、マヨネーズを使っていないので、ヘルシー。サンドイッチの具にしても美味しくいただけると思います。
(by記者)

クララさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!

#26

ベネズエラ・ボリバル共和国 Bolivarian Republic of Venezuela
首都:カラカス / 通貨:ボリバル・フェルテ(VEB) / 言語:スペイン語