2014 3Mar.

雪山に「私をスキーに連れてって」

2000m級の山々が連なるブルガリア。冬のこの時期どの山も上のほうはすっぽり白い雪に覆われています。この辺は、季節にもよりますが雪質が良く、スキーにはもってこいです。そのため、ソフィアの空港には外国からスキーを楽しみにたくさんのスキーヤーがやって来ます。何でもブルガリアのスキーリゾートは他のヨーロッパ各国やロシアよりもかなりお安いそうですよ。

まず、首都ソフィア市の南側にそびえ立つヴィトシャ山はソフィア市民にとって大定番のスキー場です。もう少し”スキー・リゾート“感があるスキー場ですと、ソフィア市内から近くて有名な「ボロヴェッツ」や、ピリン山系の「バンスコ」でしょうか。少し足を伸ばしたロドピ山系の「パンプローヴォ」なども人気があるそうです。

そのうちのひとつ、「バンスコ」に行ってみました。今年は暖冬のせいで雪の質、量ともにいまひとつですが、いつもは雪質も高いんですよ。そして少し前からヨーロッパ資本が入っていて、リフトやゴンドラなどの施設が整っています。

またホテルやプライベートルーム(貸部屋)を提供している一般の家も充実していて便利です。バンスコという町は冬以外でもリゾート地として人気があります。すぐ近くの隣町には温泉があったり、決まった曜日には市が立ち、日本では見かけない興味深い見所があります。

スキーは、初心者でも雪質がいい所で滑ると「上手になったような気がする」とよく言いますよね。そのせいか、はじめてスキーをするような子供たちを連れた家族が楽しんでいる光景が多く見られます。もちろんスノーボーダーもいっぱい!! でも、私の世代はやっぱりスキーです。日々のストレス解消にキャーキャー言いながら滑る、日の光でキラキラと飛び散るサンドスノー… お手軽に楽しめていいですね。


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