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2026 5 May.

関心が高まるビオ食品

2026.05

ブルガリアのスーパーマーケットでは、「ビオ(био, bio)」と表示された食品をよく見かけます。私はこれまで、なんとなく体によさそうなイメージしかもっていなかったのですが、これはEU(欧州連合)の厳しい有機認証を受けた食品を指すそうです。農薬や化学肥料の使用を制限して作られた食品に付けられる表示で、日本の有機JAS制度に近い仕組みです。

「ビオ」は、日本でいう「オーガニック」とほぼ同じ意味です。英語圏では「オーガニック(organic)」と呼ぶことが多いですが、ブルガリアを含むヨーロッパの多くの国では「ビオ(bio)」という呼び方が一般的です。パッケージに付いている、小さい星で葉っぱの形をかたどった緑色のマークが、EUオーガニック認証食品の目印。このマークがある商品が、いわゆる「ビオ食品」にあたります。

また、それとは別に動物由来成分を使っていないことを示す「ヴィーガン認証マーク」が付いた商品も売られています。ビオ表示もヴィーガン表示も、日本のトクホ(特定保健用食品)のように科学的に証明された健康効果を示すものではなく、原材料や作り方を表しています。

近年、ブルガリアでも健康志向の高まりとともに、オーガニックやヴィーガンへの関心も高まり、ビオ食品の売り場も広がっています。ヨーグルト、野菜、お菓子など多くの商品が販売されており、大手スーパーでは通常の商品とは別にビオ食品専用の棚が設けられていることもあります。

今回、実際にビオ表示のヨーグルトを食べてみましたが、普段食べているものと大きな味の違いは感じませんでした。ビオ表示のお菓子で砂糖不使用のものも違和感なくおいしかったので、健康や食の安全などに関心が高い人たちにとっては選択肢の一つになりそうです。やはり価格は一般の商品よりやや高めですが、子どものための安全性を重視する家庭や、少し品質の良い食品を選びたい人など、さまざまな理由で購入されているようです。


  • スーパーのビオ食品売り場

  • 売り場にはビオの表示があり、わかりやすい

  • ビオとヴィーガンマークがついたアイス

  • 全乳や麦芽発酵飲料のボザなど

  • ドラッグストアにもビオ食品

  • 試しに買ってみた豆乳、ヨーグルト、砂糖を使っていないデーツとアーモンドのクッキー

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