

多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理と母国の食文化、乳製品についてお聞きします!
第126回目は前回に引き続きチュニジア共和国です。チュニジアの首都・チュニス出身のルルさんに、チュニジアの伝統菓子を教わりました。
ヨガのインストラクターをしています。ヨガの実践や指導は今でも人生の大切な一部です。最近、日本語の勉強も始めました。自分の創造性を表現したり、新しい文化を学び続けられるような趣味を楽しんだりしています。
チュニジアではヨーグルトやチーズなども多く消費されています。チュニジアには、乳製品店が密集する有名な通りがあり、多くの家庭では「ラマダン(断食月)」期間中の「イフタール(日没後の最初の食事)」のために、乳製品を買いに行きます。消化によく、栄養価の高い乳製品や発酵乳製品は非常に好まれるのです。ブラックペッパー入りのチーズなど、珍しい乳製品がたくさん並んでいて、ワクワクしますよ。
「ボルズゲン」という甘みのあるクスクス料理は母がよく作ってくれました。デーツとナッツ類を組み合わせたクスクスの上に、煮込んだ羊肉をのせたものです。もともとはチュニジア北西部にあるケフ地方の伝統料理で、地元の人しか知りませんでしたが、今やインターネットの普及で全土でポピュラーになりました。
グラエフは「千の穴」の意味を持つ、チュニジアをはじめとする北アフリカ地域で親しまれているクレープのようなお菓子です。特徴は、表面にポツポツとたくさん開いた小さな穴。
チュニジアでは、焼きたてのグラエフに水切りヨーグルトをたっぷりのせ、ハチミツをかけて食べるのが定番の楽しみ方です。ヨーグルトは冷蔵庫で一晩寝かせてしっかり水切りすることで、より濃厚でクリーミーに。モチモチのグラエフとの相性が一段と良くなります。
今回はグラエフでヨーグルトを包む形にアレンジしました。
●ヨーグルトクリーム
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン脂肪0
180g
明治ブルガリアヨーグルト
LB81低糖
180g
●生地
セモリナ粉
250g
小麦粉
50g
(薄力粉・強力粉どちらでも可)
インスタント
ドライイースト
小さじ1
砂糖
小さじ1
塩
小さじ1/2
ぬるま湯
450ml
(40℃程度)
●トッピング
刻んだピスタチオ
またはアーモンド
適量
ハチミツ
適量
ヨーグルトクリームを作る。ヨーグルトを混ぜ合わせ、冷蔵庫で一晩水切りする。
生地を作る。生地の材料をボウルに入れ、ハンドブレンダーでなめらかになるまで混ぜ合わせる。生地の大きさが2倍になるまで、室温で30分ほど休ませる(季節によって時間を調整してください)。
フッ素加工などくっつきにくいフライパンを中火で温め、お玉1杯弱ほどの2を流し入れて弱火で片面のみ焼く。表面が乾き、細かい穴がたくさん開くまで焼き上げる(焦げそうになったら少しバターをなじませるとよい)。残りも同じように焼く。
大きめの口金をセットした絞り袋に1 を入れる。焼いた生地の中心に、ヨーグルトクリームを上から下へと縦一直線に絞り出す。
4の生地をくるっと巻いてロール状にし、つまようじなどを使って形を整え、お好みでピスタチオやアーモンド、ハチミツをかけて完成!
グラエフの小さな穴にヨーグルトやハチミツが染み込み、口の中に運ぶとジュワッとした食感が楽しめます。朝食や休日のデザートにもぴったりです。(by記者)
ルルさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!
