

多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理と母国の食文化、乳製品についてお聞きします!
第125回目はチュニジア共和国。アフリカ大陸の北に位置する国で、西は地中海に面し、国土の南半分はサハラ砂漠に覆われています。今月はチュニジア出身のルルさんに、チュニジアの郷土料理を教わりました。
ヨガのインストラクターをしています。ヨガの実践や指導は今でも人生の大切な一部です。最近、日本語の勉強も始めました。自分の創造性を表現したり、新しい文化を学び続けられるような趣味を楽しんだりしています。
チュニジアの北部は地中海性気候で、冬は温暖で雨が多く、夏は暑くて乾燥します。中部や南部へと進むにつれて、気候はより乾燥し、砂漠気候へと変化していきます。
そして、チュニジアにははっきりとした四季があるんですよ。春と秋は特に過ごしやすく、穏やかな気温と晴天に恵まれます。夏は非常に暑くなることがあり、特に南部では気温が40度を超えることも珍しくありません。そう言うと驚かれるかもしれませんが、チュニジアは乾燥しているので、チュニジアの40度は東京の28度くらいに感じられます。
チュニジアの料理には、ベルベル人、フェニキア人、カルタゴ人、ローマ人、アラブ人、そしてオスマン帝国、地中海地域の国々など、何千年にもわたりこの地と関係してきた多くの民族や文明の影響があります。こういったことが、多様で味わい深い食文化を形作ってきました。 オリーブオイルをはじめ、デーツ(ナツメヤシの実)、シーフード、そしてセモリナ粉などはチュニジアの最も重要な特産品の一部です。
主に赤唐辛子で作られるスパイシーなチリペースト「ハリッサ」は、チュニジアの国民的調味料で、多くの料理の味付けに広く使われています。チュニジア料理には欠かせない存在で、2022年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。
「ルヴェン(Lben)」や「ライブ(Rayeb)」は、チュニジアで古くから親しまれている発酵乳製品です。ルヴェンは、さらっとした質感とほのかな酸味があり、特に暑い時期によく冷やしたものが飲まれていますが、単体よりは、パンやクスクスなどの食事と一緒に提供されるのが一般的です。ライブはルヴェンよりもとろみがありクリーミー。自然発酵によって作られ、コクのあるマイルドな酸味があり、そのまま食べたり、パンに合わせたり、デーツやはちみつを添えたりして食べることが多いです。
「ラマダン(断食月)」の期間中は、特に「イフタール(日没後の最初の食事)」としてのニーズが高くなります。多くのチュニジア人が、デーツや伝統的なスープ、焼き菓子などと一緒にルヴェンやライブを楽しみます。丸一日断食の後でも、すっきりと体に優しく、消化が良いと考えられているからです。
北アフリカ発祥の粒状パスタ「クスクス」を使用します。マスフーフは、極小のクスクスにバターとレーズンを合わせたチュニジアの伝統的デザートです。牛乳やヨーグルトなどと一緒に朝食に食べることも多く、家庭によってはナッツや季節のフルーツなどを加えて楽しみます。
明治ブルガリアヨーグルト
脂肪0
ジューシー果実
ブルーベリー&3種のベリー
2個
(360g)
※プレーンヨーグルトにドライブルーベリーや冷凍ブルーベリーを混ぜて作ってもOK。その際は、はちみつ等で甘みを調整してください。
クスクス 細粒
250g
無塩バター
10~30g
(お好みで加減)
塩
ひとつまみ
砂糖
大さじ1
(お好みで加減)
レーズン
50g
(ぬるま湯に浸しておく)
●飾り用
レーズン
適量
刻んだピスタチオ
適量
ヨーグルトは冷蔵庫で1~2時間ほど水切りしておく。
蒸し器でクスクスをふんわりするまで蒸し上げる(または、ボウルにクスクスを入れてクスクスと同量の熱湯を注ぎ、ラップをして10分ほど蒸らす)。蒸し上がったらフォークなどでほぐす。
クスクスが冷めないうちにバターを入れて混ぜる。塩、砂糖、レーズンを加え、全体が均一になるように優しく混ぜ合わせる。
透明なグラスに1と3を交互に重ね、層にする。
レーズンとピスタチオを飾って仕上げる。
クスクスとレーズンの自然な甘み、そしてブルーベリーヨーグルトのなめらかさとソフトな酸味が合わさった見た目も美しいデザート。しっかりとした満足感もあります。私はクスクスをサラダで食べた経験しかなかったため、甘いクスクス料理は新しい発見でした!ぜひお試しください。(by記者)
ルルさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!
