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「ヨーグルト」=「体に良い」というイメージは定着していますが、ではどのように体によいのか、はっきりと知っている人は少ないのかもしれません。ここでは、ヨーグルトが体にどんな働きをするのか、「栄養」と「乳酸菌」に分けてご紹介します。
◎ヨーグルトの栄養
ヨーグルトの原材料である牛乳には、良質なたんぱく質、カルシウム、ビタミンなどの栄養素がバランスよく含まれており、牛乳は「完全栄養食品」といわれています。ヨーグルトはその優れた栄養バランスを受け継いでおり、それに加えて「乳酸菌」による発酵作用が、栄養成分の質を高める性質を持っています。特にたんぱく質は、ヨーグルトになると、一部が乳酸菌によって「アミノ酸」や「ペプチド」に分解され、消化吸収しやすくなっています。
◎乳酸菌について
健康な人の腸内は、善玉菌が多く優勢で、悪玉菌が抑えられている状態です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、有害な悪玉菌を抑えることで、腸内細菌のバランスを整えています。腸の中で善玉菌が多い状態を維持することが重要です。
ヨーグルトの乳酸菌が作り出す「乳酸」は、悪玉菌の増殖を抑えて腸内の腐敗を防ぐとともに、腸管を刺激して腸のぜん動運動を活発に。お通じを良くしてくれるのも、乳酸菌の働きによるものです。
ヨーグルトは、栄養食品としての優秀性、それ自体のおいしさや
食感の違いなどから、いくつかの種類に分類することができます。それは大きく分けて4つ。知っているようであまり知られていない、ヨーグルトの種類についてご紹介しましょう。
~ヨーグルトの4つの分類~
◎プレーンヨーグルト
砂糖や香料などを一切加えず、乳と乳酸菌で発酵させたもの。
◎ソフトヨーグルト
乳以外を加え、固まっていないもの
◎ドリンクヨーグルト
液状で飲むもの
◎ハードヨーグルト
乳以外の原料を加え、固まった形状のもの
~製法による分類~
ヨーグルトの発酵方式には、容器に中身を入れてから発酵させる「後発酵タイプ」とタンクで発酵させた後に容器に入れる「前発酵タイプ」があります。プレーンヨーグルト、ハードヨーグルトの多くは後発酵タイプで、ソフトヨーグルト、ドリンクヨーグルトなどは前発酵タイプで製造されています。発酵の仕方で味わいや風味に特長がでるので、食べ比べてみるのものいいでしょう。
ヨーグルトは健康に役立つといわれている食品ですが、さまざまな食べ方があるので、誰でも手軽にヘルシーな食卓へとチェンジすることができます。
そのまま食べるのはもちろん、ジャムやフルーツを加えたり、料理に使用したり、ドリンクとして飲んだり・・・と飽きずに続けられるというメリットも。
例えば朝、食欲がない人や忙しくて朝食を抜きがちな人は、ドリンクタイプのヨーグルトなら、時間をかけずにさっと胃に入れることができ、ヘルシーな朝食になります。朝の置きがけに食べると、朝から気持ちよく動くことできます。
ブルガリアの食卓にはヨーグルトは欠かせないもの。長寿の町として知られるブルガリアのスモーリャン地方では、80歳以上の老人が多く、100歳以上の人も少なくありません。これは、ヨーグルトがブルガリアの人々の食生活にとって、欠かすことのできないものだからといえるでしょう。

