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知る・学ぶ ヨーグルトについて ~学びのコラム~

乳酸菌が体に良いことを発見したイリア・メチニコフ

「科学の魔王」メチニコフ

乳酸菌が体に良いことを発見したのは、ロシア生まれの生物学者で、ノーベル賞を受賞したイリア・メチニコフです。
彼は少し風変わりな天才肌の科学者で、その強烈な個性と風貌から「科学の魔王」とあだ名されました。
彼は、体内の食細胞が病原体を撃退するという「免疫食細胞説」を提唱します。
この学説は当時の常識を覆すもので学会に大きな波紋を投げかけました。

ブルガリア旅行中に大発見!

研究と論戦を続けるなか、彼はバルカン半島に出かけました。そこでブルガリア地方に、80歳から100歳さえも超える長寿者が多いことに着目します。
そして、この地方で常食にしているヨーグルトに含まれている乳酸菌(ブルガリア菌)が腸内に増殖し、腐敗菌を追いだして腸内腐敗を防止していると考えました。彼のこの研究は、ブルガリア人医学生グリゴロフがブルガリアヨーグルトの中からブルガリア菌を発見したことにより、さらに発展します。

「不老長寿論」

1907年、彼は「不老長寿論」のなかで人間の老化防止にブルガリア菌が有効であると唱えました。 残念ながら今日ではその理論は否定されていますが、この考えは300歳も400歳も生きるということではなく、現代でいう生活習慣病改善、プロバイオティクスの考えの元となるものと言えます。当時欧米文化圏ではほとんど知られていなかったヨーグルトが、その後世界中で広まったのは、彼の説がきっけでした。メチニコフこそが腸内菌叢の重要性に気が付いた最初の科学者なのです。このことから、株式会社 明治ではメチニコフ生誕の5月15日を「ヨーグルトの日」と定めています。

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