


一般の食品は健康に関する効果について表示、広告することが、法律上禁じられています。しかし近年、医療技術の進歩や食習慣の変化、ライフスタイルの変化などにより、食生活と健康の関係性が見直されてきました。
そして食品にも健康に有用な体調調節機能があるという考え方が確立されたということで、「特定保健用食品表示許可制度」(厚生労働大臣許可)が発足しました。
平成3年9月にスタートしたこの制度の認定の対象となるのは、特に健康に役立つ成分を加えた食品。そしてその効果を科学的に証明して、健康にどう役立つのかということが認められなければなりません。
こうした条件をクリアした食品だけがその効果・効能を食品の包装に表示したり、広告できるのです。
ヨーグルトをはじめとして、食用油や飲料、お菓子などさまざまな食品に、特定保健用食品として認められている商品があります。
特定保健用食品は日頃の食生活に簡単に取り入れることができ、かつ健康に有効な効果・効能を得ることができます。1日あたりの摂取量が明らかなので正しく役立てることができ、また、食品なので副作用が無く毎日安心して食べられます。
近年、健康の維持増進や成人病の予防に役立つ食品を求める消費者心理に乗じて、科学的な根拠もないまま、身体に良いと期待をもたせるような食品も少なくありません。「特定保健用食品」の表示は、こうしたまぎらわしい食品と本物の健康食品を識別する上での確かな指標となるものなのです。