■ ヨーグルトは仏教と一緒に百済(くだら)から伝来!?
日本の乳使用の歴史は遥か飛鳥時代にまでさかのぼります。孝徳天皇(645〜654年)の時代に牛乳が利用されるようになりましたが、記録によると日本最古の乳使用は、7世紀の半ばに百済からの帰化人が牛の乳を絞って孝徳天皇に献上し、和薬使主(やまとのくすしのおみ)の称号を賜ったことです。この頃から酪(らく)、蘇(そ)、醍醐(だいご)という名で乳製品が作られたようです。これらが現在のどの乳製品に相当するかはいろいろな説がありますが、酪がヨーグルトにあたると考えられています。日本最古の医書である医心方には、酪、蘇、醍醐の効用として、全身の衰弱を治し、便秘を和らげ、皮膚を艶やかにすると記されています。古代日本では、乳製品は特権階級の間で利用された高級な滋養薬であったらしく、諸国の農民に乳や蘇を貢がせる制度もあったそうです。
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