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■ ブルガリアの自家製ヨーグルトと食生活
「免疫食細胞説」でノーベル賞を受賞したメチニコフ博士の発表により、長寿の町と一躍世界の注目を集めたスモーリアン地方。ブルガリアの南部、ギリシャと国境を接する山岳地帯に位置し、ロドピ山脈とその渓谷を流れる急流が美しい景観を織りなしているこの地方には、80歳以上の老人が多く、100歳以上の人も少なくありません。
ブルガリアの食卓にはヨーグルトが欠かせないものとなっていますが、特に山岳地方では今でも自家製のヨーグルトが作られており、そのおいしさも有名です。
ブルガリアではヨーグルトは主食の一つとして考えられています。その脇を固めるのはケバプチェ、キュフテ(肉団子)といった肉料理や、ブルガリア風のシチューであるカワルマー、ケパブなど海外でも評判のブルガリア料理で、その隠し味としてもヨーグルトがふんだんに使われています。
また野菜を多く取るのもブルガリアの食生活の特徴で、トマト、キュウリ、ピーマン、玉ねぎにおろしたチーズをかけたショプスカ・サラダなどが代表的な料理です。
スモーリアン地方に元気なお年寄りが多いのは、ヨーグルトを中心に野菜をふんだんに取り入れた食生活とともに、恵まれた自然環境も長寿の秘訣かもしれません。
また標高1000mの高位盆地に位置し、外交団の招待地に指定されたこともあるスモーリアン市は、山奥の地方としては著しく整備された街です。
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